シラバス
科目名 生命システム演習Ⅲ
開講期 秋学期 開講学部等 総合生命科学部 配当年次 2年次 単位数 2単位
教員名 黒坂 光,中村 暢宏,秋田 薫,中山 喜明
 ※履修条件,配当年次等の詳細は履修要項をご確認ください。
授業概要/Course outline  
2年春学期、および秋学期に開講する必修科目(春:代謝生物化学,分子生物学,秋:細胞生物学,発生工学,遺伝子工学)で学習した事項を,演習問題を解いたり,レポートを作成し,それを発表したりすることでより深く理解する.細胞の構造・代謝・膜輸送,遺伝子の転写・翻訳,タンパク質の成熟過程,遺伝子組換え技術などに関わる基本的事項について学ぶ.主体的に授業に取り組む学習態度を身につけ,授業ノート作成の技術も習得する。小テストを適宜行い、授業内容の理解を確認する.授業の総括として,生命科学に関する課題を設定して,グループ学習を通じて調査し,その成果を発表する.
授業内容・授業計画/Course description・plan  
1-8 物質代謝について
9-16 遺伝子の転写・翻訳について
17−24 翻訳後調節(タンパク質のプロセシング,細胞内輸送,タンパク質分解など)について
25-28 個別のテーマに基づくグループ学習・レポート作成
29-30 学習成果発表会
準備学習等(事前・事後学習)/Preparation and assignments  
毎回課題をあたえるので,次の授業までに学習を終えておくこと.
授業の到達目標/Expected outcome  
2年生終了時には必修科目の多くを学び終える.この授業でこれらの授業を振り返り,生命科学全般にわたる基本的な知識を身につける.また,3年生の春学期終了後の研究室への分属に備えて,主体的に物事を調べ,調べたことをレポートに取りまとめたり,パソコンを使ってプレゼンしたりする能力を身につける.
身に付く力/Special abilities to be attained  
論理的思考力(課題発見力,計画力,論理的分析力,総合的判断力)
実践力(実行力,主体性)
コミュニケーションスキル(傾聴力,発信力)
態度・志向性(積極性,協調性)
履修上の注意/Special notes, cautions  
出席確認は,出席確認システムを使用するので,授業開始前に必ず出席確認端末に学生証をかざしておくこと.遅刻・欠席は大きな減点対象となる.
評価方法/Evaluation  
小テスト・レポート・授業への取り組み姿勢(50%),課題発表(30%),出席(20%)
教 材/Text and materials  
参考書
左右田健次編著『生化学:基礎と工学 第9刷』(化学同人、2009年)
岡本洋、木南英紀編『演習で学ぶ生化学:第2刷』(三共出版、2005年)
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