シラバス
科目名 古代西アジア文化論A
開講期 春学期 開講学部等 文化学部 配当年次 3年次 単位数 2単位
教員名 竹内 茂夫
 ※履修条件,配当年次等の詳細は履修要項をご確認ください。
授業概要/Course outline  
 旧約聖書(ヘブライ語聖書)はユダヤ教の聖典であるとともに、キリスト教の聖典の一つを構成し、イスラム教とも一部を共有するものですが、「ヨーロッパのキリスト教のもの」という印象が強すぎて、古代オリエントという西アジアの文脈から生まれたことがあまり意識されていないようです。
この授業では、旧約聖書を軸にして、それを取り巻く古代オリエントの世界を知って欲しいと願っています。アッシリア・バビロニア・ペルシアといったメソポタミアの大国と南の大国エジプトの間にあり、辺境の小国に過ぎなかったにもかかわらず、古代も今も聖書を始めとしてなぜ大きな影響力を持っているのか?それも一緒に探っていきましょう。
 学びをする中で、近現代の学者の意見はもちろん大切ですが、どんな「定説」であっても古代を学ぶ上では一次資料に勝るものはありませんので、聖書の箇所はもちろんのこと、なるべく原典の碑文などの資料を紹介するつもりです。
 春学期はテキストの前半の、主に旧約聖書の考古学にまつわる話を学んでいきます。
授業内容・授業計画/Course description・plan  
第1回 導入(旧約聖書概説)
第2回 第1章 遺跡の残る生活の跡(1)
第3回 第1章 遺跡の残る生活の跡(2)
第4回 第1章 遺跡の残る生活の跡(3)
第5回 第1章 遺跡の残る生活の跡(4)
第6回 古代オリエントの地理と年代の中テスト(時期は前後するかもしれません)。
    第2章 出土品に見る生活と文化(1)
第7回 第2章 出土品に見る生活と文化(2)
第8回 第2章 出土品に見る生活と文化(3)
第9回 第2章 出土品に見る生活と文化(4)
第10回 第2章 出土品に見る生活と文化(5)
第11回 第3章 考古学資料と歴史の再発見(1)
第12回 第3章 考古学資料と歴史の再発見(2)
第13回 第3章 考古学資料と歴史の再発見(3)
第14回 第3章 考古学資料と歴史の再発見(4)
第15回 まとめ他
準備学習等(事前・事後学習)/Preparation and assignments  
1.高校の世界史で使った教科書、年表、地図、用語集から、古代オリエント関連の項目を見直しておいて下さい。
2.聖書をお持ちの方は、旧約聖書の列王記第1第2(上下)を読んでおくと、理解が深まります。
3.課題がほぼ毎回出ますので、しっかり勉強して提出して下さい。
4.この授業のテキストを購入した上で出席すること。テキストを購入しないままの人は、履修する意志がないとみなされる場合があります。
授業の到達目標/Expected outcome  
旧約聖書の世界がヨーロッパではなくアジアだということを認識すること。
履修上の注意/Special notes, cautions  
1.4回以上の欠席は、原則として不合格とします。第1回目の授業は他の授業との比較をする人もいるでしょうから欠席にはしませんが、出席者にはポイントを加算する予定です。
2.10分以上の遅刻は、欠席とします。資料などを配布しません。
3.授業に必要な資料はmoodleに載せる場合もありますので、各自が事前にチェックして印刷して授業に臨むこと。
評価方法/Evaluation  
授業内の課題や授業への参加などの平常点(40〜60%)と学期末レポートまたは試験(60〜40%)を総合して評価します。
教 材/Text and materials  
・教科書:月本昭男『目で見る聖書の時代』(日本キリスト教団出版局、1994) 1,680円(税込 ISBN-13: 978-4818401938)・参考書等:K.A. Kitchen, On the reliability of the Old Testament (Wm.B. Eerdmans, 2003) $ 45.00 ISBN-13: 978-0802803962・指定図書等:アラン・ミラード著、鞭木由行訳『聖書時代の秘宝』(法政大学出版局、2004) 6,615円(税込) ISBN-13: 978-4588378010・参照URL: moodleを見て下さい。
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