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科目名
コンピュータ理工学特別研究ⅡA・ⅡB
英語科目
ナンバリング
開講期
通年
開講学部等
コンピュータ理工学部
配当年次
4年次
単位数
6単位
教員名
青木 淳
※履修条件,配当年次等の詳細は履修要項をご確認ください。
授業概要/Course outline
この特別研究IIAおよびIIBでは、特別研究Iで習得したオブジェクト指向技術を母体にしてソフトウェアを迅速に開発し運用し保守する手法(エクストリームプログラミングを基にするアジャイルなソフトウェア開発)を実践して、アプリケーションを研究開発し、その成果を卒業論文としてまとめる。
授業内容・授業計画/Course description・plan
可視化(みてわかる)・可聴化(きいてわかる)・可触化(ふれてわかる)を研究のライトモチーフとして、3次元グラフィックス・マルチメディア・ネットワークなどを利用したアプリケーションソフトウェア(応用プログラム)の開発に取り組む。
オブジェクト指向分析を行って要求仕様を固め、オブジェクト指向デザインを施して基本設計書と詳細設計書を作成する。同時にテスト仕様書も作る。その際に可能なかぎりデザインパターンを援用する。
プログラミング言語としてオブジェクト指向分析設計の成果を反映させやすいSmalltalkやJavaなどのオブジェクト指向プログラミング言語(その総合化開発環境を含む)を採用して実装を行う。テスト仕様書にしたがって単体テストおよび結合テストをきちんと施し、正しく動作する高品質なプログラムの完成を導く。
そして、上述の仕様書・設計書・取り扱い説明書(マニュアル)などのドキュメントの整備を図り、産業界でも通用するような成果物(納品物)の体裁を整えた上で、その成果を卒業論文としてまとめる。
特別研究であるがゆえに、個々人で内容や計画は異なるが、以下の事柄については共通に解題してゆく。
[A]保存ということ
[B]変形ということ
[C]視座ということ
[D]多重ということ
[E]名前ということ
[F]位相ということ
青木特研のモットーは「まず、やってみる、それから、学ぶ」である。
[第01回〜第15回]
テーマ:卒業論文のためのアプリケーションソフトウェアの研究開発
[第16回〜第30回]
テーマ:卒業論文のためのアプリケーションソフトウェアの研究開発
準備学習等(事前・事後学習)/Preparation and assignments
オブジェクト指向プログラミングを充分に復習して臨んでほしい。有用なプログラムの書き取りをする前には、優秀なプログラムの読み取りと聞き取りが先行する。プログラムが上手に書けないのは、読んだプログラムの量に不足がある。書く練習よりも読む練習を大切にしながら、プログラミングをこつこつ行い、関連する書籍や論文を読破して咀嚼すること。
[第01回〜第15回]
[事前学習]教科書の中の関係するところを調べて臨むこと、そして、プログラム断片をイディオムにしてくること。
[事後学習]ペアプログラミングで習い覚えたことの反復練習、そして、頭にあるものを可能な限り外在化してリポジトリに格納し、開示できるものは積極的に公開すること。
授業の到達目標/Expected outcome
特別研究Iで得られた基礎の上に建築を行う。Will to Construction(建設への意志)を持つこと。指導にあたる教員は企業で長年(25年以上)にわたってソフトウェア開発を行ってきた経験を有する。それらを上手に受け継いで吸収し、就職(進学)してからの将来へとつなげること。
身に付く力/Special abilities to be attained
オブジェクト指向ソフトウェア開発を中核とするコンピュータ理工学の知識と技能、変化を受け入れ対応する力、論理的思考力(課題発見力,計画力,論理的分析力,総合的判断力)、実践力(働きかけ力,実行力,主体性)、コミュニケーションスキル(協調力,傾聴力)など。
履修上の注意/Special notes, cautions
毎日のように研究室(実験室)に来て、積極的に研究開発活動に取り組むように。研究室をホームポジションにして活動するスタイル(習慣)を確立すること。必要となるプログラミング技術やデザイン能力を向上させるために、コードリーディング(美しいプログラムの読み)を日課にすることを強く勧める。そして、書籍や論文を読み、研究室の他のメンバと盛んにディスカッションを行い、お互いにデモンストレーションやプレゼンテーションをし合うことが大切である。
評価方法/Evaluation
出席は大変に重要である。授業時間割当以外に執り行う研究室イベント(ミーティングやブリーフィングそしてパワーランチやペアプログラミングなど)への参加も不可欠である。常にホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)を心がけて確と行うこと。それらを平常点(50%)とし、取り組んだ成果物(アプリケーションソフトウェア一式)の出来具合(50%)を加味して総合的に評価する。
教 材/Text and materials
教科書:青木淳,浅岡浩子,澤本依里『Smalltalkで学ぶオブジェクト指向プログラミングの本質』(日経BP社,2008)
参考書:Kent Beck『XPエクストリーム・プログラミング入門』(ピアソンエデュケーション,2000)
参考書:Kent Beck,Martin Fowler『XPエクストリーム・プログラミング実行計画』(ピアソンエデュケーション,2001)
参照URL:http://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~atsushi/
参照URL:http://aokilab.kyoto-su.ac.jp/
その他/Others
研究室:第2実験室棟3階73研究室
オフィスアワー:木曜日2限(10:45-12:15)
連絡先:配付資料の表紙に記載されているメールアドレス
授業に関する質問やホウレンソウ(報告・連絡・相談)がある場合には、オフィスアワーの時間に研究室へ訪問するか、メールで問い合わせること。また、特別研究生の銘々に研究ミーティングの時間が割り当てられるので、その時間を用いてもよい。
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