シラバス
科目名 入門セミナー
英語科目 ナンバリング Ethe107lj
開講期 春学期 開講学部等 経済学部 配当年次 1年次 単位数 2単位
教員名 飯田 善郎,大川 良文,大坂 仁,小田 秀典,梶谷 真也,加茂 知幸,北村 紘,後藤 富士男,坂井 功治,塩津 ゆりか,沈 政郁,周 艶,岑 智偉,菅原 宏太,関田 静香,武田 史郎,玉木 俊明,西村 佳子,葉原 壽人,福井 唯嗣,福田 充男,藤井 秀昭,松尾 美紀,八塩 裕之,吉村 有博
 ※履修条件,配当年次等の詳細は履修要項をご確認ください。
授業方法/Course type  
演習
授業概要/Course outline  
・入門セミナーは、高等学校までの学びと大学での学びを「つなぐ」ための少人数授業です。
・「つなぐ」には3つの意味があります。
・1つ目は、大学で自ら学ぶために欠かせない技法を入学直後に集中的に学び、高校までの学び方から大学で求め
られる主体的な学びにスムーズに移行することです。
・2つ目は、身近な問題を経済学的な視点でとらえた親しみやすい文章などに接することで、専門的に経済学を学
ぶための準備を行うことです。
・3つ目は、この授業で大学で共に学ぶ仲間を得て、グループ・ワークや議論などを通じてコミュニケーション能
力を高めることです。
・この授業では、折々に経済学的なものの見方や考え方に触れながら、学術的な文章の読み方や要約の仕方、文章
の書き方、文献や情報の探し方、自らの考えの伝え方、議論の方法などについて学びます。
・なお、以下に示す授業内容・授業計画は、複数の担当者で進める授業のモデルであり担当者によって進め方に違
いがあります。
授業内容・授業計画/Course description・plan  
 授業担当者によって授業内容や学ぶ順序、1つの単元にかける時間は異なります。以下は、一例です。◎のつい
た単元は、共通して学ぶ内容であることを示しています。

第1回 テーマ:ガイダンスと他己紹介◎
(1)本授業の趣旨・狙い・到達目標について理解する。
(2)紹介する相手を入門セミナーのメンバーに覚えてもらうことを目的にした他己紹介を実施。紹介相手に取材を
し、印象深い他己紹介を行う。

第2回 テーマ:図書館ガイダンス◎
 図書館の使い方、資料の検索方法について学ぶ。

第3回・4回 テーマ:市場実験
 ピット・マーケット・カードを使った取引ゲームを行い、経済的主体としての自分と、そのゲームを俯瞰して考
える経済学を学ぶ自分を意識し、主観と客観の双方の視点から経済現象を捉える考え方を学ぶ。

第5回 テーマ:日経新聞解説ミニプレゼンテーションの説明および準備◎
 受講生が4つのグループに分かれて、教員が割り当てた日本経済新聞の記事を解説するミニプレゼンテーション
の準備を行う。準備に先立ち、担当教員(または担当教員のゼミ生など)が、「プレゼン準備・プレゼン資料の作
り方」に関するレクチャーおよび実際の日経新聞プレゼンテーション(10分程度)の実演を行い、ミニプレゼンテー
ションの準備の仕方・進め方について学ぶ。

第6回 テーマ:日経新聞解説ミニプレゼンテーション◎
 1グループ10分間で、教員が割り当てた日本経済新聞の記事に関する解説ミニプレゼンテーションを行い、5分間
討論を行う。発表グループに対して、討論チームを1つ割り当て、討論チームは発表チームの新聞記事を読み、わ
かりづらかった点など新聞記事の内容に直接関連する質問を2つ考えておく(正答も準備)。発表チーム・討論チー
ム以外の学生が、発表10点、討論10点で評価を行う。

第7回・8回 テーマ:学術的文章の読み方・書き方◎
 学術的文章の読み方について、筆者の主張を理解するためのプロセスとして学術的文章の論理構成を学ぶ。また、
自ら文章を書く際に必要な論理的文章の組み立て方を学ぶ。学術的文章の書き方について、文章の要約を通じて論
理的文章作成のマナーについて学び、他者の文章を添削する作業を通じて文章の改善の仕方について学ぶ。

第9回・10回 テーマ:資料探索の方法◎
 レポートや論文の作成に必要な資料探索の方法を学び、資料探索をする中で、深く考えるべき「問い」を見つけ
る。 

第11回 テーマ:ディベートとは◎
 ディベートの流れと必要な準備作業について理解し、仮のテーマについてグループで立論を提示しあい意見交換
することでディベートにおける立論の重要性について理解する。

第12回 テーマ:立論・質疑応答・最終弁論の準備◎
 グループに与えられたテーマと立場を前提に、立論時に提示するプレゼンテーション資料を作成するとともに、
想定される問答に対しての対応策を検討する。

第13回 テーマ:ディベート本番◎
 これまでに学んだことの集大成として、実際にディベートを行う。

第14回・15回 テーマ:レポートとそれに関するプレゼンテーション(個人)◎
 今後の大学生活をどのような目標を持って過ごすか、現在興味を持っている経済学の問題について等、教員から
提示された複数のテーマからひとつを選び、個人で主張したいことをレポートにまとめておく(事前課題)。入門
セミナーの集大成として、第14回・第15回の2コマを使い、1人5分程度でプレゼンテーションを行う。発表者以外
の受講生は、プレゼンテーションの内容の明快さ説得力などの観点について、評価シートで評価を行う。
準備学習等(事前・事後学習)/Preparation and assignments  
授業担当者によって事前・事後学習の内容は異なります。以下は、一例です。

第1回 テーマ:ガイダンス
 [事前学習]高校時代に力を入れていたこと、大学時代にやりたいこと、経済学部をなぜ選び何を学びたいのか

       どについて考えてくる。
 [事後学習]今後、演習で行う共同作業の効率を上げ、コミュニケーションを円滑にするために、入門セミナー

       メンバーの名前を覚える。

第2回 テーマ:図書館ガイダンス
 [事前学習]図書館に足を運んで中を見ておく。
 [事後学習]図書館で実際に本を借りたり情報検索を行ったりして利用してみる。

第3回・4回 テーマ:市場実験
 [事前学習]何かひとつ市場の例を自分で探し、そこでは具体的にどのような形で価格が決まっているか、調べ

       おく。
 [事後学習]自分のゲームでの行動と他者の行動およびそれに関する授業中の発言を振り返り、自分のとった行

       や戦略をなぜそうしたか考察しておく。

第5回・6回 テーマ:日経新聞解説ミニプレゼンテーション
 [事前学習]プレゼンテーションを行うときに、どのようなことに気を付けるべきか考えておく
 [事後学習]グループで行ったプレゼンテーションのふりかえりを行い、次にプレゼンテーションを行う際に改

       すべき課題について確認する。

第7回 テーマ:学術的文章の読み方・書き方1
 [事前学習]事前に指定された文章について、あらかじめ読んでおき、その内容について大まかに理解すること。

 [事後学習]講義中に理解できなかった専門用語や論述内容について、自ら調べ理解すること。他のグループが

       解した文章を読み、他のグループが正確に筆者の主張を把握できていたかについて確認する。

第8回 テーマ:学術的文章の読み方・書き方2
 [事前学習]前回の講義で読解した文章に関する要約を書いてもらうので、講義中に理解できなかった専門用語

       どについて理解するとともに、文章の内容をある程度メモの形でまとめておく。
 [事後学習]講義中に書いた要約を、添削結果を踏まえて修正し、講義中に配布された資料に基づいて表題を付

       た上で、要約の最終版を完成させる。

第9回・10回 テーマ:資料探索
 [事前学習]教員から提示されたテーマについて、どのような方法で調べればよいか考え、実際にいくつかの方

       で資料探索を行ってみる
 [事後学習]資料探索の結果、資料を調べたからこその「問い」が得られたか、ふりかえりを行う。

第11回 テーマ:ディベートとは
 [事前学習]ディベートの方法についての解説教材をあらかじめ読んでおく。
 [事後学習]ディベートの方法についての解説教材を改めて読みこんでおく。

第12回 テーマ:立論・質疑応答・最終弁論の準備
 [事前学習]グループに与えられたテーマについて下調べしておく。
 [事後学習]授業中のグループ内での打ち合わせと次回までに必要な準備について再確認しておく。

第13回 テーマ:ディベート本番
 [事前学習]ディベート本番に備える。
 [事後学習]ディベートの判定結果について振り返り、改善策について考える。

第14・15回 テーマ:レポートとそれに関するプレゼンテーション(個人)
 [事前学習]教員から提示された複数のテーマからプレゼンテーションを行うテーマを選び、自分の考えをレ
       ポートにまとめる 
 [事後学習]実施したプレゼンテーションの内容の明快さ説得力などの観点についてふりかえりを行う。
授業の到達目標/Expected outcome  
・経済学的知識・教養や経済的思考方法に関する文章や資料に触れながら、大学で主体的に学ぶために必要な学び
の技法(読む、書く、調べる、自分の意見を述べる、他人の報告を聞いて的確に質問をするなど)を身につけるこ

・自らの分析結果や考えについて、それを第三者に適切に伝えることができること
身に付く力/Special abilities to be attained  
・経済学を学ぶのに必要な読解力・文章を書く能力・資料やデータを探索する能力を身につける。
・他者と意見を交換しながら学ぶために必要な質問力・意見を表明する能力を身につける。
・チームで協力しながら報告資料を作成する力を身につける。
履修上の注意/Special notes, cautions  
・クラス分けは春学期のはじめに発表されます。原則として割り当てられたクラスで受講すること
・出席が重視されることはもちろんですが、出席するたけでなく、主体的・積極的に授業に参加することが求めら
れます
・振り返りシートを使って、自分の到達度を自ら確認し、足りない部分を事後学習として自分で補うこと
・infoss情報倫理の内容はアカデミック・スキルの一部です。必ず完了すること
・その他、詳しくは各授業担当者の指示にしたがうこと
評価方法/Evaluation  
・授業中に指示された課題とプレゼンテーションによって評価を行う(100%)が、課題提出やプレゼンテーション
等の回数はクラスによって異なるため、詳細については担当教員の説明を聞くこと。
・本授業では,毎週課題をおこなってもらいます。出席し、授業に参加しなければ課題はできません。よって、2/
3以上の出席がない場合は「/(出席日数不足)」の評価とします。
教 材/Text and materials  

その他/Others  

Copyright (C) 2019 Kyoto Sangyo University. All rights reserved.