シラバス検索システム
シラバス
科目名
組織行動論ケース分析
英語科目
ナンバリング
Bsto316 Bsto317
開講期
秋学期
開講学部等
経営学部
配当年次
3年次
単位数
2単位
教員名
シン ハヨン
※履修条件,配当年次等の詳細は履修要項をご確認ください。
授業概要/Course outline
この科目では、経営組織の人的要素に焦点をあてた研究領域のひとつであり、組織の中の人間行動を扱う組織行
動論(ミクロ組織論)の知見をもとに、具体的な事例(ケース)について分析を行い、ケースごとにディスカッショ
ンを行う形で授業を進めます。ケースについては教員が指定するもの、受講生自身で探索してもらうものとを両方
設定する予定ですが、いずれにせよ自分なりの問いと答えを論理的に導き出す過程を通じて、座学で得た知見の応
用と、身の回りを取り巻く事象をより深く考察することを目的とします。
授業形態,授業方法等/Course form・type
【授業形態】
対面授業
【授業方法】
演習
・アクティブ・ラーニング授業 ( 形態: ディスカッション,ディベート / グループワーク / プレゼンテーション )
数名ずつグループに分かれてテーマに関するディスカッションや発表を行います。なお、受講生数によっては個人
ワーク・クラスディスカッションの形に変更する可能性があります。詳細は、第1回の授業内で説明します。
授業内容・授業計画/Course description・plan
具体的なケース題材は、初回授業時にアナウンスします。
第1回 オリエンテーション
組織行動論という分野について概説し、講義で学んだ知見を実際の事例(ケース)に適用するトレーニングの役割
について説明します。また、授業計画や評価基準、グループワークやディスカッションの進め方について説明しま
す。第1回目の授業において、グループの割り当てやケース配分を行いますので、必ず出席するようにしてくださ
い。
第2回 ケース分析トレーニング①:ミニケースを中心に
複数のミニケースを取り上げ、ケースを分析して把握する一連の過程を学びます。
第3回 ケース分析トレーニング②:ミニケースを中心に
ミニケースを分析した内容をもとに、課題を発見し解決策を提示するまでのディスカッションを経験します。
※第4回から第12回までは、事前に配布されたケース事例を元に、①ディスカッション(演習)と②発表と解説を
交互に行います。具体的なケース題材についてはオリエンテーション時に案内しますが、架空のケース(理論ケー
ス)および実際の企業事例(企業ケース)を扱ったケースそれぞれについて取り上げます。
第4回 ケース①演習
ケース事例を元に、ディスカッション(演習)を行います。毎回の演習日までに、予習課題の提出が求められます。
第5回 ケース①発表と解説
事前に配布されたケース事例を元に、発表と解説を行います。発表を担当するグループ(あるいは個人)は、事例
分析の報告およびクラスディスカッションの司会(最大45分)を担当してもらいます。
第6回 ケース②演習
ケース事例を元に、ディスカッション(演習)を行います。毎回の演習日までに、予習課題および復習課題の提出
が求められます。
第7回 ケース②発表と解説
事前に配布されたケース事例を元に、発表と解説を行います。発表を担当するグループ(あるいは個人)は、事例
分析の報告およびクラスディスカッションの司会(最大45分)を担当してもらいます。
第8回 ケース③演習
ケース事例を元に、ディスカッション(演習)を行います。毎回の演習日までに、予習課題および復習課題の提出
が求められます。
第9回 ケース③発表と解説
事前に配布されたケース事例を元に、発表と解説を行います。発表を担当するグループ(あるいは個人)は、事例
分析の報告およびクラスディスカッションの司会(最大45分)を担当してもらいます。
第10回 ケース④演習
ケース事例を元に、ディスカッション(演習)を行います。毎回の演習日までに、予習課題および復習課題の提出
が求められます。
第11回 ケース④発表と解説
事前に配布されたケース事例を元に、発表と解説を行います。発表を担当するグループ(あるいは個人)は、事例
分析の報告およびクラスディスカッションの司会(最大45分)を担当してもらいます。
第12回 ケース⑤演習
ケース事例を元に、ディスカッション(演習)を行います。毎回の演習日までに、予習課題および復習課題の提出
が求められます。
第13回 ケース⑤発表と解説
事前に配布されたケース事例を元に、発表と解説を行います。発表を担当するグループ(あるいは個人)は、事例
分析の報告およびクラスディスカッションの司会(最大45分)を担当してもらいます。
第14回 グループ発表①
グループ別にそれぞれ組織行動に関連する事例を探索してもらい、事例報告のプレゼンテーションとファシリテー
ションをグループ単位で行います。具体的な形式に関しては、都度指示します。
第15回 グループ発表②と授業の振り返り
グループ別にそれぞれ組織行動に関連する事例を探索してもらい、事例報告のプレゼンテーションとファシリテー
ションをグループ単位で行います。具体的な形式に関しては、都度指示します。
最後に、これまでの授業内容を振り返り、全体を通して議論したいことや疑問に思った点について議論します。
ケース教材のイメージとしては、下記が挙げられます(※当科目で扱うとは限りません)。
・サイバーエージェント社の組織文化と人材活用
・若手とベテラン間のコンフリクト
・組織変革とV字回復の成功要因
・ミドルアップダウンによる新制度導入プロセス
・効果的なリーダーシップとは
準備学習等(事前・事後学習)/Preparation and assignments
授業に臨むにあたり、十分な予習復習が求められます(2時間の授業に対し、事前・事後学習として最低4時間が必
要になります)。
事前にケース資料の内容に目を通し、理解しにくい部分をチェックしておくこと、ミニレポート課題に取り組むこ
とが求められます。また、授業後には扱われた内容を振り返り、復習するようにしてください。
第1回 オリエンテーション
(事前学習)シラバスを熟読し、興味のあるケースについて考えておく。
第2回 ケース分析トレーニング①:ミニケースを中心に
(事前学習)事前資料を熟読し、事例の内容を整理しておく。
(事後学習)授業を振り返り、事例報告の方法について復習する。
第3回 ケース分析トレーニング②:ミニケースを中心に
(事前学習)事前資料を熟読し、事例の内容を整理しておく。
(事後学習)クラスでのディスカッションを振り返り、議論テーマについて考察を深める。
第4回 ケース分析
(事前学習)あらかじめケース資料に目を通し、自分なりの問いと答えを作成したうえで各回の授業に臨む。また、
関連しそうな時事問題やキーワードについて調べておく。レポート課題が課されている場合、これを作成する。発
表・ファシリテーションを担当するグループは、当日報告と司会を行う準備をする。
(事後学習)クラスでのディスカッションを振り返り、議論テーマについて考察を深める。
第5回 ケース分析
(事前学習)あらかじめケース資料に目を通し、自分なりの問いと答えを作成したうえで各回の授業に臨む。また、
関連しそうな時事問題やキーワードについて調べておく。レポート課題が課されている場合、これを作成する。発
表・ファシリテーションを担当するグループは、当日報告と司会を行う準備をする。
(事後学習)クラスでのディスカッションを振り返り、議論テーマについて考察を深める。
第6回 ケース分析
(事前学習)あらかじめケース資料に目を通し、自分なりの問いと答えを作成したうえで各回の授業に臨む。また、
関連しそうな時事問題やキーワードについて調べておく。レポート課題が課されている場合、これを作成する。発
表・ファシリテーションを担当するグループは、当日報告と司会を行う準備をする。
(事後学習)クラスでのディスカッションを振り返り、議論テーマについて考察を深める。
第7回 ケース分析
(事前学習)あらかじめケース資料に目を通し、自分なりの問いと答えを作成したうえで各回の授業に臨む。また、
関連しそうな時事問題やキーワードについて調べておく。レポート課題が課されている場合、これを作成する。発
表・ファシリテーションを担当するグループは、当日報告と司会を行う準備をする。
(事後学習)クラスでのディスカッションを振り返り、議論テーマについて考察を深める。
第8回 ケース分析
(事前学習)あらかじめケース資料に目を通し、自分なりの問いと答えを作成したうえで各回の授業に臨む。また、
関連しそうな時事問題やキーワードについて調べておく。レポート課題が課されている場合、これを作成する。発
表・ファシリテーションを担当するグループは、当日報告と司会を行う準備をする。
(事後学習)クラスでのディスカッションを振り返り、議論テーマについて考察を深める。
第9回 ケース分析
(事前学習)あらかじめケース資料に目を通し、自分なりの問いと答えを作成したうえで各回の授業に臨む。また、
関連しそうな時事問題やキーワードについて調べておく。レポート課題が課されている場合、これを作成する。発
表・ファシリテーションを担当するグループは、当日報告と司会を行う準備をする。
(事後学習)クラスでのディスカッションを振り返り、議論テーマについて考察を深める。
第10回 ケース分析
(事前学習)あらかじめケース資料に目を通し、自分なりの問いと答えを作成したうえで各回の授業に臨む。また、
関連しそうな時事問題やキーワードについて調べておく。レポート課題が課されている場合、これを作成する。発
表・ファシリテーションを担当するグループは、当日報告と司会を行う準備をする。
(事後学習)クラスでのディスカッションを振り返り、議論テーマについて考察を深める。
第11回 ケース分析
(事前学習)あらかじめケース資料に目を通し、自分なりの問いと答えを作成したうえで各回の授業に臨む。また、
関連しそうな時事問題やキーワードについて調べておく。レポート課題が課されている場合、これを作成する。発
表・ファシリテーションを担当するグループは、当日報告と司会を行う準備をする。
(事後学習)クラスでのディスカッションを振り返り、議論テーマについて考察を深める。
第12回 ケース分析
(事前学習)あらかじめケース資料に目を通し、自分なりの問いと答えを作成したうえで各回の授業に臨む。また、
関連しそうな時事問題やキーワードについて調べておく。レポート課題が課されている場合、これを作成する。発
表・ファシリテーションを担当するグループは、当日報告と司会を行う準備をする。
(事後学習)クラスでのディスカッションを振り返り、議論テーマについて考察を深める。
第13回 ケース分析
(事前学習)あらかじめケース資料に目を通し、自分なりの問いと答えを作成したうえで各回の授業に臨む。また、
関連しそうな時事問題やキーワードについて調べておく。レポート課題が課されている場合、これを作成する。発
表・ファシリテーションを担当するグループは、当日報告と司会を行う準備をする。
(事後学習)クラスでのディスカッションを振り返り、議論テーマについて考察を深める。
第14回 グループ発表
(事前学習)発表担当グループは、発表資料を事前に提出できるよう準備し、当日の口頭発表の準備をしておくこ
と。
(事後学習)クラスでのディスカッションを振り返り、議論テーマについて考察を深める。発表を担当したグルー
プは、プレゼンテーション時に指摘されたコメントをもとに、自分たちの発表に関する反省点を整理する。発表担
当以外のグループは、担当グループの発表を見て学んだことを整理し、自分たちの発表に活かせそうな点について
チェックしておくこと。
第15回 グループ発表
(事前学習)発表担当グループは、発表資料を事前に提出できるよう準備し、当日の口頭発表の準備をしておくこ
と。
(事後学習)クラスでのディスカッションを振り返り、議論テーマについて考察を深める。発表を担当したグルー
プは、プレゼンテーション時に指摘されたコメントをもとに、自分たちの発表に関する反省点を整理する。発表担
当以外のグループは、担当グループの発表を見て学んだことを整理し、自分たちの発表に活かせそうな点について
チェックしておくこと。
授業の到達目標/Expected outcome
・架空のケースや実際の企業ケースを読み、組織行動論の主要概念をあてはめて理解し、他者に説明できる。
・大人数の前で自分の意見を論理的に、分かりやすく説明できる。
・他者の意見に耳を傾け、意見の本質を比較的短時間で把握・理解できる。
・他者とのディスカッションを通じて自分の意見をブラッシュアップし、時間をかければより望ましい改善案まで
考察できる。
身につく資質・能力/Competencies to be attained
・思考力
主体性
・協働性・協調性
履修上の注意/Special notes, cautions
経営組織論(ミクロ・マクロ)や人的資源管理論などの基本的な理論知識を修得していることが望ましいです。
当然ながら、在籍するだけで上記の力が身につくわけではありません。受講生の積極的な学びの姿勢が重要とな
ります。具体的には、毎回の課題提出に加え、授業に出席して積極的に発言することを求めます。本科目はディス
カッションをメインとするため、受講生の皆さんの積極的な発言と貢献が必須条件となります(単純に出席するだ
けでは単位認定には至りません)。相当数の時間外学習を要しますので、十分に取り組めるようにしてください。
その他の注意点は、下記のとおりです。
・シラバスならびにオリエンテーション資料に記載されている「授業計画や履修上のルール」などについて、よく
確認したうえで履修するかどうかを決めてください。
・この科目は担当教員の「経営組織論(ミクロ)」「人的資源管理論基礎」をすでに受講している・受講中である
という前提で進めます。特に「経営組織論(ミクロ)」をまだ履修していない場合は、本科目は翌年度以降に履修
してください。
・毎回、教員からの連絡事項(休講・補講・グル-プワーク・課題や試験情報など)についてMoodleで確認してく
ださい。
・講義資料は、講義開始までにMoodleから各自ダウンロードしてください。
・授業計画や授業内容、扱うケース教材の詳細は、授業の進捗状況に合わせて一部修正する可能性があります。
評価方法/Evaluation
平常点(ディスカッションへの参加および発言)(20%)
毎回の授業レポート(予習・復習課題)(40%)
グループ課題(40%)
※グループ課題を行わない場合、個人発表の評価で代替します。
※出席が3分の2に達しない受講生は、出席日数不足とします。
教 材/Text and materials
授業内で適宜配布します。
質問や相談の方法/Instructor contact
質問は授業後にも受け付けます。相談を希望する場合、事前にメールでアポイントメントをとってください。
連絡先については、初回授業のオリエンテーション時にアナウンスします。
Copyright (C) 2023 Kyoto Sangyo University. All rights reserved.