シラバス
科目名 アントレプレナーシップと組織
英語科目 ナンバリング GHeps101
開講期 春学期 開講学部等 共通教育科目 配当年次 1年次 単位数 2単位
教員名 伊藤 正隆,木俣 由美, 久保 亮一, 具 承桓, シン ハヨン, 福冨 言, 宮永 健太郎
 ※履修条件,配当年次等の詳細は履修要項をご確認ください。
授業概要/Course outline  
 本授業の目的は、「起業に必要となるマインドや知識、起業プロセスにおける組織関連のトピック、起業チーム
の動かし方や管理方法、ビジネスを実現するために必要な市場ニーズの探索と分析に関するマーケティングの諸概
念」などを理解することです。事例や議論を通じて、これらのことを学びながら起業に関する基本的な知識を組織
面から学んでいきます。
 また、本科目は次の3つの基礎科目「アントレプレナーシップと戦略、アントレプレナーシップと社会問題、ア
ントレプレナーシップとイノベーション」および応用科目「アントレプレナーシップ演習A・B」をあわせて受講す
ることが望ましいです。
授業形態,授業方法等/Course form・type  
【授業形態】
対面授業
【授業方法】
講義
・アクティブ・ラーニング授業 ( 形態: ディスカッション,ディベート / グループワーク )
この授業の一部分では,授業内で履修者同士のグループワーク・ディスカッションを取り入れながら進めることが
ある。
授業内容・授業計画/Course description・plan  
1 イントロダクション【久保亮一】(4月7日5時限)
ビジネスと起業,ベンチャー企業の役割や強み,アントレプレナーシップの定義,イノベーション

2 アントレプレナーシップ(1)【久保亮一】(4月14日5時限)
ビジネスチャンス(事業機会)の発見と経営資源の活用

3 アントレプレナーシップ(2)【久保亮一】(4月21日)
起業家の個人的特性

4 アントレプレナーシップ(3)【久保亮一】(4月28日5時限)
ベンチャー企業の成長段階,日本と海外の先進事例

5 起業・事業化プロセスと資金調達【久保亮一】(5月12日5時限)
資金調達の方法(VC,エンジェル,銀行,IPOなど)

6 ビジネスの持続性と管理指標【伊藤正隆】(5月19日5時限)
組織の持続性,原価,管理指標,収益性など

7 組織を創る(1) 【シンハヨン】(5月26日5時限)
組織とチームビルディング,組織と個人,個人の能力を活かす(DiSC分析,16personalityなど)

8 組織を創る(2) 【シンハヨン】(6月2日5時限)
インセンティブとモチベーションの設計

9 組織を動かす(1)【久保亮一】(6月9日5時限)
リーダーシップ論,コミュニケーションとメンバーの管理

10 組織を動かす(2)【宮永健太郎】(6月16日5時限)
組織のミッション,企業倫理,社会的な責任

11 市場との対話(1):マーケティング戦略【福冨言】(6月23日5時限)
ニーズ探索,3C, STP,ライフサイクル

12 市場との対話(2):競争戦略【福冨言】(6月30日5時限)
4P戦略,消費者の行動,普及曲線など

13 ビジネスと法律【木俣由美】(7月7日5時限)
企業設立の手続き,会社法,特許,主要税金制度など

14 市場との対話(3):エコシステム【具承桓】(7月14日5時限)
外部組織との関係を視野に入れ,価値連鎖と価値システムにおける競争と協同を考える

15 アントレプレナーシップとビジネスモデル【久保亮一】(7月21日5時限)
定義と多様性,価値の共有,収益構造,インセンティブ構造,消費者の行動など。既存ビジネスの実例
から顧客のニーズの探索と発見しつつ,ビジネスモデルについて分析
準備学習等(事前・事後学習)/Preparation and assignments  
この授業は、毎回トピックを変えながら、ベンチャー企業の組織面に関する体系的な知識を提供することを目的に
しています。本授業では、事前学習よりも事後学習に力を入れてほしいと思います。

1 イントロダクション【久保亮一】
【事前学習】ベンチャー企業に対して各自が持つイメージを発表できるよう考えてくる
【事後学習】授業内容を復習する
 事前学習・事後学習に4時間必要になる

2 アントレプレナーシップ(1)【久保亮一】
【事前学習】興味のあるベンチャー企業1社を発表できるよう考えてくる
【事後学習】授業内容を復習する
 事前学習・事後学習に4時間必要になる

3 アントレプレナーシップ(2)【久保亮一】
【事前学習】ベンチャー企業が社会に与える影響について考えてくる
【事後学習】授業内容を復習する
 事前学習・事後学習に4時間必要になる

4 アントレプレナーシップ(3)【久保亮一】
【事前学習】海外に本籍をもつベンチャー企業1社を発表できるよう考えてくる
【事後学習】授業内容を復習する
 事前学習・事後学習に4時間必要になる

5 起業・事業化プロセスと資金調達【久保亮一】
【事前学習】実際に起業を考える際、どこから資金を調達するか考えてくる
【事後学習】授業内容を復習する
この授業は、毎回トピックを変えながら、ベンチャー企業の組織面に関する体系的な知識を提供することを目的に
しています。本授業では、事前学習よりも事後学習に力を入れてほしいと思います。

1 イントロダクション【久保亮一】
【事前学習】ベンチャー企業に対して各自が持つイメージを発表できるよう考えてくる
【事後学習】授業内容を復習する
 事前学習・事後学習に4時間必要になる

2 アントレプレナーシップ(1)【久保亮一】
【事前学習】興味のあるベンチャー企業1社を発表できるよう考えてくる
【事後学習】授業内容を復習する
 事前学習・事後学習に4時間必要になる

3 アントレプレナーシップ(2)【久保亮一】
【事前学習】ベンチャー企業が社会に与える影響について考えてくる
【事後学習】授業内容を復習する
 事前学習・事後学習に4時間必要になる

4 アントレプレナーシップ(3)【久保亮一】
【事前学習】海外に本籍をもつベンチャー企業1社を発表できるよう考えてくる
【事後学習】授業内容を復習する
 事前学習・事後学習に4時間必要になる

5 起業・事業化プロセスと資金調達【久保亮一】
【事前学習】実際に起業を考える際、どこから資金を調達するか考えてくる
【事後学習】授業内容を復習する
 事前学習・事後学習に4時間必要になる

6 ビジネスの持続性と管理指標【伊藤正隆】
【事前学習】ベンチャー企業を評価する指標はどのようなものが適切なのかを考えてくる
【事後学習】授業内容を復習する
 事前学習・事後学習に4時間必要になる

7 組織を創る(1) 【シンハヨン】
【事前学習】ベンチャー企業の経営チーム(トップマネジメントチーム)の事例を調べてくる
【事後学習】授業内容を復習する
 事前学習・事後学習に4時間必要になる

8 組織を創る(2) 【シンハヨン】
【事前学習】ベンチャー企業で働く人々は何をやりがいにしているのかを考えてくる
【事後学習】授業内容を復習する
 事前学習・事後学習に4時間必要になる

9 組織を動かす(1)【久保亮一】
【事前学習】ベンチャー企業の創業者はどのような人物なのかを考えてくる
【事後学習】授業内容を復習する
 事前学習・事後学習に4時間必要になる

10 組織を動かす(2)【宮永健太郎】
【事前学習】ベンチャー企業が社会に対して果たす責任や意義について考えてくる
【事後学習】授業内容を復習する
 事前学習・事後学習に4時間必要になる

11 市場との対話(1):マーケティング戦略【福冨言】
【事前学習】ベンチャー企業を1社選択し、どのようなニーズに対して製品やサービスを提供しているかを考えて
くる
【事後学習】授業内容を復習する
 事前学習・事後学習に4時間必要になる

12 市場との対話(2):競争戦略【福冨言】
【事前学習】ベンチャー企業を1社選択し、どのような4P戦略を採用しているかを考えてくる
【事後学習】授業内容を復習する
 事前学習・事後学習に4時間必要になる

13 ビジネスと法律【木俣由美】
【事前学習】起業する際の法的手続きには、どんなものがあるのかを考えてくる
【事後学習】授業内容を復習する
 事前学習・事後学習に4時間必要になる

14 市場との対話(3):エコシステム【具承桓】
【事前学習】ベンチャー企業を1社選択し、そのベンチャー企業のステークホルダー(利害関係者)がどのような
ものなのかを考えてくる
【事後学習】授業内容を復習する
 事前学習・事後学習に4時間必要になる

15 アントレプレナーシップとビジネスモデル【久保亮一】
【事前学習】ベンチャー企業を1社選択し、どのようなビジネスの仕組みを採用しているのかを考えてくる
【事後学習】授業内容を復習する
 事前学習・事後学習に4時間必要になる
授業の到達目標/Expected outcome  
 ベンチャー企業の組織面についての「理論」や「トピック・語句」に関する知識をつけ、ベンチャー企業に関わ
る経営事象を自分で理解できるようになること。また、応用科目「アントレプレナーシップ演習A・B」につながる
素養を得ること。
身につく資質・能力/Competencies to be attained  
・思考力
・幅広い教養
履修上の注意/Special notes, cautions  
ベンチャー企業に関わる経営現象に興味を持つこと。
評価方法/Evaluation  
【評価】各回ごとに担当教員が評価を行い、集計し、総合的に評価します。各授業ごとの評価は、担当教員によっ
て異なる場合があります。各回の代表的な評価方法を述べると、授業への参加態度40%、レポート・クイズ・試験
などで60%です。
教 材/Text and materials  
授業に必要な資料などは、適宜、配布・提供します。
その他/Others  
本科目は,リレー講義形式の授業です。
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