シラバス
科目名 アントレプレナーシップ演習A
英語科目 ナンバリング GHeps201
開講期 春学期集中 開講学部等 共通教育科目 配当年次 2年次 単位数 2単位
教員名 沈 政郁,中谷 真憲
 ※履修条件,配当年次等の詳細は履修要項をご確認ください。
授業概要/Course outline  
アントレプレナーシップの本質は変化することであり、言い換えると実践することです。
この授業では2つのアプローチで受講者の行動を促します。

1つ目は、外部講師との自由な質疑応答を通じ、起業/起業家のバックグラウンドを知り、またその刺激のもとに
自分たちでもアイディエーションを試行してみることに挑戦します。
2つ目は、本をアクティブに読んで、そこにいろいろなものをつなげてアウトプットをする実践的な読書法を通じ
て、間接経験を完全に自分のものにする方法を学びます。

講義は 【1回/2回】 【3回/4回】 【5回/6回】 【7回/8回】 【9回/10回】 【11回/12回】 【13回/14回】
 【15回】と8回に分け、最終回以外は2コマ連続講義で実施されます。
1回から9回までが中谷、10回から15回までが沈の担当となります。
授業日は土曜日の1限と2限になります。
この授業は学生の「主体的で実践的な学び」に重点をおいたActive Learning (能動的学習) の一種となります。
先進的な地域職能資格 GPM (Glocal Project Manager) の中核科目にもなります。

参照) https://www.kyoto-su.ac.jp/faculty/ju/gpm.html
参照) https://glocalcenter.jp/students/gpm/

学生はこの授業を通じて、本から世の中の課題やビジネスチャンスを捉える思考方法を取得するとともに、企業や
地域社会の実際を知り、Team workやLeadership、Schedule管理能力、Presentationの能力を身につけることが出
来ます。なお、受講生は初回授業時に意欲を確認されます。

また、次の4つの基礎科目「アントレプレナーシップと戦略、アントレプレナーシップと組織、アントレプレナー
シップと社会問題、アントレプレナーシップとイノベーション」をあわせて受講することが望ましいです。
授業形態,授業方法等/Course form・type  
【授業形態】
対面授業
【授業方法】
演習
・アクティブ・ラーニング授業 ( 形態: ディスカッション,ディベート / グループワーク / プレゼンテーション )
4-5人でのGroup DiscussionやGroup Workで授業を行う。
GroupでのPresentationも行う。
授業内容・授業計画/Course description・plan  
第1回 (土曜日1限):ガイダンス: 演習の流れの説明:①外部講師セクション ②Active Reading Section
・VUCA時代とPDCA/OODAについて、ideationの方法
・事前準備のアナウンスと班分け

第2回 (土曜日2限):Part 1: 事前準備 外部講師のテーマに合わせた事前準備回:分野(業界)の動向、基本知識
など

第3回 (土曜日1限):Part 1: 外部講師A
ベンチャー/アントレプレナーの講師:型にはまらない、飾らないリアルな講義、および学生との質疑応答
アイデア出しをしてもらうテーマの発表

第4回 (土曜日2限):Part 1: 外部講師A 立案 (1) Ideation 1: ニーズ、トレンド、マーケット

第5回 (土曜日1限):Part 1: 立案 (2) Ideation 2: 事業素案 Ver.01 の発表、質疑応答

第6回 (土曜日2限):Part 2: 事前準備 外部講師のテーマに合わせた事前準備回: 分野(業界)の動向、基本知
識など

第7回 (土曜日1限):Part 2: 外部講師B 
NPO、第二創業、ベンチャー/アントレプレナー講師 (Aと同じくリアルな講義と質疑応答)
アイデア出しをしてもらうテーマの発表

第8回 (土曜日2限):Part 2: 外部講師B 立案 (1) Ideation 1: 社会課題への切り口発見 or ニーズ、トレンド、
マーケット

第9回 (土曜日1限):Part 2: 立案 (2) Ideation 2: 解決策素案/事業素案 Ver.01 の発表、質疑応答

第10回 (土曜日2限):Active Reading (1) 本の半分の内容に関してGroupで様々な角度から議論を行う

第11回 (土曜日1限):Active Reading (2) 本の残りの半分の内容に関してGroupで様々な角度から議論を行う

第12回 (土曜日2限):Active Reading (3) Groupで解決してみたい課題を設定する (Research Question)

第13回 (土曜日1限):Active Reading (4) Groupで設定した課題をビジネスでの解決方法を模索する

第14回 (土曜日2限):Active Reading (5) Group発表

第15回 (土曜日2限):まとめ 総括: Part1とPart2についてのVer.02の発表

授業の予定: 1/2回 (5月13日) 3/4回 (5月20日) 5/6回 (5月27日) 7/8回 (6月3日) 9/10回 (6月10日)
            11/12回 (6月17日) 13/14回 (6月24日) 15回 (7月1日)
準備学習等(事前・事後学習)/Preparation and assignments  
** 事前学習は各授業で2時間、事後学習も各授業で2時間必要である **
** これを踏まえて、しっかりと事前学習と事後学習を行うこと **

第1回:ガイダンス
[事前学習]:シラバスとMoodleにUpされている資料を読んで参加すること                         
[事後学習]:授業で配布された資料を復習して完全に自分のものにしておくこと

第2回:Part 1: 事前準備 外部講師のテーマに合わせた事前準備回:分野(業界)の動向、基本知識など
[事前学習]:MoodleにUpされている資料をしっかり読んで参加すること                   
[事後学習]:授業で配布された資料を復習して完全に自分のものにしておくこと

第3回:Part 1: 外部講師A (ベンチャー/アントレプレナーの講師) 
[事前学習]:MoodleにUpされている資料をしっかり読んで参加すること、指示された調査をしておくこと
[事後学習]:授業で配布された資料を復習して完全に自分のものにしておくこと

第4回:Part 1: 外部講師A 立案 (1) Ideation 1: ニーズ、トレンド、マーケット
[事前学習]:各自、立案をしっかり準備して授業に参加すること、指示された調査をしておくこと
[事後学習]:授業でおこなった活動をしっかり振り返り、完全に自分のものにしておくこと

第5回:Part 1: 立案 (2) Ideation 2: 事業素案 Ver.01 の発表、質疑応答
[事前学習]:各自、立案をしっかり準備して授業に参加すること、素案を作成しておくこと
[事後学習]:授業でおこなった活動をしっかり振り返り、完全に自分のものにしておくこと

第6回:Part 2: 事前準備 外部講師のテーマに合わせた事前準備回: 分野(業界)の動向、基本知識など
[事前学習]:MoodleにUpされている資料をしっかり読んで参加すること                         
[事後学習]:授業で配布された資料を復習して完全に自分のものにしておくこと

第7回:Part 2: 外部講師B (NPO、第二創業、ベンチャー/アントレプレナー講師)
[事前学習]:MoodleにUpされている資料をしっかり読んで参加すること、指示された調査をしておくこと
[事後学習]:授業で配布された資料を復習して完全に自分のものにしておくこと

第8回:Part 2: 外部講師B 立案 (1) Ideation 1: 社会課題への切り口発見 or ニーズ、トレンド、マーケット
[事前学習]:各自、立案をしっかり準備して授業に参加すること、指示された調査をしておくこと
[事後学習]:授業でおこなった活動をしっかり振り返り、完全に自分のものにしておくこと

第9回:Part 2: 立案 (2) Ideation 2: 解決策素案/事業素案 Ver.01 の発表、質疑応答
[事前学習]:各自、立案をしっかり準備して授業に参加すること、素案を作成しておくこと
[事後学習]:授業でおこなった活動をしっかり振り返り、完全に自分のものにしておくこと


第10回:Active Reading (1) 本の半分の内容に関してGroupで様々な角度から議論を行う
[事前学習]:指定された本をしっかり読んで参加すること                         
[事後学習]:授業でおこなった活動をしっかり振り返り、完全に自分のものにしておくこと

第11回:Active Reading (2) 本の残りの半分の内容に関してGroupで様々な角度から議論を行う
[事前学習]:指定された本をしっかり読んで参加すること                         
[事後学習]:授業でおこなった活動をしっかり振り返り、完全に自分のものにしておくこと

第12回:Active Reading (3) Groupで解決してみたい課題を設定する (Research Question)
[事前学習]:各自、取り組んでみたい課題を考えて参加すること                         
[事後学習]:授業でおこなった活動をしっかり振り返り、完全に自分のものにしておくこと

第13回:Active Reading (4) Groupで設定した課題をビジネスでの解決方法を模索する
[事前学習]:先週の授業で決めた課題解決のためのビジネス企画を考えて参加すること
[事後学習]:授業でおこなった活動をしっかり振り返り、完全に自分のものにしておくこと

第14回:Active Reading (5) Group発表
[事前学習]:Group発表の準備をして参加すること                         
[事後学習]:授業でおこなった活動をしっかり振り返り、完全に自分のものにしておくこと

第15回:まとめ 総括: Part1とPart2についてのVer.02の発表
[事前学習]:各、Groupは最終発表(Ver.02)を準備して参加すること 
[事後学習]:今まで、授業でおこなった活動をしっかり振り返り、完全に自分のものにしておくこと

**演習の進捗状況によっては,若干の内容変更があると思います**
授業の到達目標/Expected outcome  
基本目標
ブレインストーミングの技法を身につけ、アイデアを説明できるようになること(発想力)
書物から本質を読み取ることができるようになること。(読む能力)
自分の意見を持って議論することができるようになること。(聞く・話す能力)
新しい思考ができるようになること。(Innovation能力)
論点をまとめ異なる意見を収束させることができるようになること。(Communication能力)

最終目標
世界や日本の経済社会の動向を把握し,分析できる十分な知識と教養を身につけること
社会を論理的かつ多様な視点からみることができる能力を身につけること
社会の問題をビジネスの視点から解決する能力を身につけること
身につく資質・能力/Competencies to be attained  
・思考力
・幅広い教養
履修上の注意/Special notes, cautions  
演習での無断欠席は厳禁です。
欠席する場合,必ず事前に連絡をしてください。
評価方法/Evaluation  
事業素案Part 1 (30 %), 事業素案Part 2 (30 %), Active ReadingのGroup Work (40 %)

** 出席回数が全講義の2/3以上ない場合、評価は「/ (出席日数不足) 」とする **
教 材/Text and materials  
授業内で適宜指示する
質問や相談の方法/Instructor contact  
沈 政郁
研究室: 第4研究室棟 202号
オフィスアワー: 木曜日お昼休みと4限(15:00~16:15、メールでの事前連絡が望ましい)
連絡先: 初回配布の資料に記載するメールアドレス
メールでの質問を積極的に活用して下さい。

中谷 真憲
連絡先はムードル記載のメールアドレス
その他/Others  
行動しない限り,何も起こりません。
アントレプレナーとして旅たつことを意識して挑戦しましょう!
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